時計バンドの種類と手入れの仕方(革・ラバー・ナイロン素材)
金属バンドと違い、遊び心を出せる様々なカラーを持つのが、革・ラバー・ナイロン素材のバンドです。
材質によっては値段も安く、バンドのみでの販売もされています。何本も持ち合わせる事でコーディネイトに合わせて変化をさせる事ができるのです。
このように、バンドにはブランドのロゴが入っているのて、オシャレや気分で自由に変え使うのは構いませんが、買取り店に持ち込む時はなんでも良いと言う訳ではありません。
購入時になるべく近い状態が良いとされています。
革バンド
腕時計の革バンドには、様々な素材が利用されています。牛・ワニと言った一般的な革素材の他にもトカゲ等の珍しい革から作られたバンドも存在します。革バンドは、革の種類だけでなく様々なカラーも準備されていて、着用時は緩い状態での利用が重要になるのです。
保管時は、バンド部分をまっすぐに伸ばして保管してください。
オメガ スピードマスター プロフェッショナル
【メリット】
・使い続ける事で自分の手に馴染み独特の味わいが生まれます。
【デメリット】
・汗に弱く、日頃の手入れケアが必要です。
・手入れを怠ると劣化が非常に早く進みます。
・劣化した革バンドは非常に見た目が悪いため、手入れが出来ない方は避けた方が良いでしょう。
手入れの仕方
水濡れや汗が付いた場合は、乾いた布で水分を吸い取るように拭き取ってください。専用のケアスプレーやクリーム等がありますが、化学薬品の利用は避けてください。黒ずみのほとんどは手垢ですので、消しゴムなどでも消す事ができます。保管時は、直射日光や紫外線を避けて通気性の良い場所に保管してください。
ラバーバンド
ラバーバンドとはゴム製バンドの事を言います。見た目は、金属や革に比べ安っぽい印象になりますが、高級ブランドメーカーでも利用されています。
アルマーニ AR5919
【メリット】
・弾力性に優れ、水にも強い。
・装着感が肌に馴染む。
・革やステンレスに比べ価格が安い
【デメリット】
・通気性が良くなく、蒸れやすい
・亀裂が入ることで容易に避けてしまう。
手入れの仕方
水で薄めた中性洗剤やせっけん水で洗う事で綺麗になります。洗った後は、水分をふき取り通気性の良い場所で乾燥させてください。ゴシゴシと力任せにこすると傷や亀裂の原因になります。ベルトを洗う際には、時計部分に水・洗剤がかからないように注意してください。
ナイロンバンド
腕時計に利用される耐水加工を施したナイロン製のストラップは、NATO軍で支給されるため「NATOストラップ」とも呼ばれています。ベルト単体で購入し、多くの時計に装着可能であることが特徴です。
オリエント Neo70S
【メリット】
・蒸れにくい。
・利用することで時計の軽量化をおこなえます。
・手首にフィットする装着感。
・様々な時計に利用できる実用性の高さ。
・時計の印象を容易に変える事ができる。
・価格がお手頃
【デメリット】
・ビジネスシーンやフォーマルな場面では合わせづらい。
・使い続けることで独特の臭いが取れなくなる。