【OFFICINE PANERAI】パネライの買取り
イタリアの高級腕時計ブランド、オフィチーネ パネライ(通称パネライ)は、南アフリカの実業家ヨハン・ルパートによって創業されたリシュモンの傘下です。
1860年 ジョパンニ・パネライはフレンツェに時計工房と時計学校を兼ねた時計店を構えた事で誕生します。ラジオミール夜光などの新案特許をはじめ、多くの技術開発をもってイタリア海軍への軍事用機器を納品していました。
1936年 イタリア海軍潜水隊特殊部隊のため、ラジオミールの試作品を製作します。現行モデルに見られる「クッション型ケース」「夜光数字」「ワイヤーループ式アタッチメント」などの、パネライの特色はこのころから受け継がれています。しかし、パネライの製品は軍事機密だったため、1980年代の終わりまで一般に知られていませんでした。
1993年 パネライは初めて一般向け腕時計の制作・販売を行いました。
1995年 パネライの時計は、シルベスター・スタローンが映画「デイライト」で着用したことで話題を集めます。
1997年 パネライは国際市場へ参入。大型で厚いケースは「デカ厚」と呼ばれブームとなり世界に周知されるようになります。代表モデルには「ルミノール」「ルミノール1950」「ラジオミール」「サブマーシブル」「マーレノストゥルム」「プレ・ヴァンドール」があります。
~パネライの買取り~
「デカ厚」ブームによる人気から買取り価格は比較的高額でした。しかし最近では「デカ厚」ブームも穏やかになり、他社ブランドと同様な相場に落ち着いています。
ルミノール 1950 3デイズ PAM00372
ドーム風防にサンドイッチ文字盤を使用、2針とシンプルながら大きな文字には愛嬌が感じられます。クラシック感あふれる重厚なつくりですが、引き締まった印象を見る人に与えます。パネライの時計は大きすぎるのでは?と不安に思う人もいますが、実際に装着をしてみると違和感はないと言う人が多いです。
日本定価1,015,200円 販売価格700,000円
買取り店での買取り価格は550,000円ほどです。
まとめ
チタンやセラミックを使ったモデルが一部にあります。硬質のため、傷がつくと磨くことができません。そのため外装のコンディションが査定価格に大きな影響を与えます。ガラス面に特殊な風防を使用しているため、ガラスに傷やヒビがある事で査定価格に大きな減少原因となります。革ベルトや、ラバーベルトは一般的に劣化しやすい事も査定に影響を与えます。
替えベルトが付いている場合は、なるべく一方のみを利用することで減額幅を抑える事ができるでしょう。